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結婚式代理出席

代理出席ビジネス

こちら、最近テレビやサイトとかでの、珍しいバイトとしての紹介や、隠れ情報的な紹介されるものとして、

結婚式代理出席

というものがあります。

徐々に情報が世間に出ることも増えてはきましたが、まだまだ耳にしたこと無い方も多いかと思われますので、
ここでは、このレアビジネスについて紹介しておきます。

世間的にはまだかなりレアなお仕事ですが、徐々にではありますが、裏社会界隈(どんな社会だw)では広がりつつあります。

この、結婚式代理出席というお仕事は、ざっくり言いますと、

・結婚式で新郎新婦、それぞれの招待客の人数のバランスが大きく合わないので調整したい場合
・片方が地方出身で、せっかくの結婚式とはいえ、式場近くには誰も知人がおらず、ほとんど友人の出席が見込めない場合

等なんらかの事情で、結婚式や披露宴、その二次会等の出席人数を増やしたい。

そんな際に、友人や親族席の人数を調整するために、雇われた人が、関係者のフリをして出席する、というお仕事です。

慶事というのは、ある程度シーズンによって集中していたり、さらに、頼む方自体あまり多くはないですので、この代理出席とは、 常時ある仕事ではないため、これ専門で会社があって、担当の会社員が出向く、というより、他のイベント等への人の出向も手がける会社等が手配して、登録している人がアルバイトとして休日に参加する感じです。

あくまでアルバイトの人で、特別なスキルも無くてもできるレベルのお仕事ですが、依頼する側にとって、大切な人生の一大事でのお仕事ですので、代理で参加するスタッフ達もマナー等は大切になります。

仕事内容

この結婚式代理出席の、主な仕事内容としては、

1.決定

結婚式代理出席の仕事に入ることに。

もともと結婚式代理の登録制サイトなどで会員登録しておいて、
年齢・性別などで条件の合う方にオファーが来ることが多いです。
※急ぎの場合は、まれに人材派遣会社などで仕事として打診が来る場合も

決まったら、親族、他の招待客にはバレてはいけませんので、新郎新婦、さらにはその環境などの情報を頭に叩き込みます。
自分達の設定(新郎か新婦、依頼した人との関係性なども)も覚えなくてはいけないので少し労力も必要です。

2.出席

式や披露宴に参加

日取りなどは決まっていますので、いざ当日になったら会場へ。
事前に迷わないように確認しておき、さらに、一人で参加のことは珍しく、
1テーブル分、とか、高校の時の友人達、みたいな設定で、3,4人などのことが多いですので、
当日は、まず、同じ手配会社から行くメンバーで合流してから行くことが多いです。
さすがにお互い名前くらい確認しておかないと、友人達のはずなのに変なことになりますので。

3.振舞

結婚式や披露宴では、
新郎新婦の友人として、自然に振る舞う(新郎新婦片方しか事情を知らない場合もある)
披露宴では、あまり周りの人と関わることはありませんが、
例外的に、各テーブルを回って挨拶に来る、新郎新婦の親などとは話すことがありますので、
個人の設定を覚えておいて、ボロが出ないように会話しましょう。

4.終了

代理出席完了後の処理・連絡等。
たいていが事務所等を介してこうした代理出席を受けているので、
終わったら事務所への報告、引き出物、香典etc事前の決まり事があればそれに則って手続きをして、
本仕事は完了です。
報酬を受け取り(現場では何もできないのでたいてい振込)、帰路につきましょう。

※注意点
名前や写真からバレることがありますので、変わったお仕事をした経験は貴重でしょうが、
SNSへのアップなどは控えましょう

結婚式というもの自体は、人生に1度くらいのことが多く(たいていは、ですけど)、このような代理サービスはそれほど需要も無いのでは、と思われがちですが、 結婚式とは、人生にとってまさに晴れの舞台ですから、そこには少しぐらい余分に費用をかけてでも体裁をよくしたい、よい思い出にしたい、そんな方もいらっしゃって、 結婚式の開催件数も多い都心などでは、ちょいちょい需要のあるお仕事ではあるようです。
実際にある程度の検索ボリュームがあり、体験談等もあり、世間では依頼側も、代行実行する側も、そこそこ増加中のようです。

世間でこの代理出席のサービスをしている会社がそれほど多くないこともありますし、 そのどこもがいつも代理出席での参加用の登録者を募集し続けているところを見ますと、 ほどよい仕事量はありそうです(実際には依頼の条件等で代行参加者も変わるため、さまざまな条件に対応できるように人材は確保したいため)。

もちろん、いくらある程度は仕事量があるとはいえ、この代理出席のみで生計を立てるレベルにするのまではちょっと厳しいかと思われますが(ほぼ週末くらいにしか需要がないので)、 休日暇だったり、予定があまり無い人のちょっとした副業くらいにはよさそうです。
あまり苦労を伴うものではないですし、それどころかタダでの高級食事や引き出物等、得られる物が多いですし。

やりがい・メリット
仕事としては、特別なスキルは不要で、ややマメで、飲んでもあまりハメを外さない人ならば大丈夫で、
招待された式・披露宴に参加し、そこそこの会話と、食事会を楽しめばよいわけで、人との交流を苦にしているような人でなければ、きつさはほぼありません(お酒が飲めない、とかの人は別として)。
また、依頼主が引き出物はそのまま持ち帰ってよし、との条件にしている場合などは高価な引き出物がもらえる等のメリットもあります。